未来世代のための社会変革
Social Transformation for Future Generations
私たちの存在意義
未来世代のための社会変革
Social Transformation for Future Generations
私たちの目指す姿
スタートアップ・エコシステムのフライホイールを動かす
Driving the Flywheel of the Startup Ecosystem
社会を挙げてスタートアップを応援する意義とは、「未来世代のための社会変革」を実現する起爆剤にスタートアップがなり得る点にあると、私たちは考えています。こうした役割を担うインパクトあるスタートアップがより多く台頭するためには、優れたスタートアップが育つ環境「エコシステム」の確立が必要です。成功事例となるスタートアップが出現することで、潜在的な起業家たちが触発されて新たな事業を立ち上げ、そうした事業の中から新たにインパクトあるスタートアップが創出される。こうした好循環が生まれることでエコシステムが発展し、社会をより良い方向に刷新するスタートアップが増えてくるはずです。
スタートアップを通じて「未来世代のための社会変革」を実現するためには、この好循環のフライホイール(弾み車)を回転させる必要があります。その起点となるものが、「アニマルスピリッツ」と「合理的なリスク判断力」です。
アニマルスピリッツと合理的なリスク判断力を兼ね備えた起業人材が増えることで、スタートアップの数が増えて質が向上します。スタートアップの質量の向上は、真にインパクトのあるスタートアップ、あるいはイグジットに成功して経済的リターンを得る起業家の増加に繋がり、そうした成功事例がまた、起業家候補者たちのアニマルスピリットを刺激します。
また、スタートアップの成長に不可欠なお金の増加についても、アニマルスピリッツとリスク判断力は欠かせません。投資を通じてフィナンシャルなリターンを追求する経済合理的リスクマネーが、資金とスタートアップの媒介者たる独立したベンチャーキャピタルに流れ込むことにより、スタートアップは規律ある成長資金を獲得することができます。フィナンシャルなリターン以外の政策目的を優先する資金が多くを占める環境下からは、市場の中で真に競争力のあるスタートアップを再現性を以て輩出することは叶いません。
スタートアップの成長促進を通じて「未来世代のための社会変革」を実現する。
そのために、エコシステム内の1プレイヤーとして活動することによって、スタートアップ・エコシステムのフライホイールを回転させる役割の一端を担っていきます。
事業について
ベンチャーキャピタル事業
シード・アーリーステージのスタートアップを主な投資対象とする「アニマルスピリッツ1号ファンド」の運営を通じて、「未来世代のための社会変革」を牽引するスタートアップへのリスクマネー提供と経営支援を行います。
アドバイザリー事業
みずほフィナンシャルグループ、みずほキャピタル、みずほ銀行が運営する「みずほグロースパートナーズ1号ファンド」へのアドバイザリーを通じて、レイターステージのスタートアップの成長を支援します。
社名について
「アニマルスピリッツ」とは、経済学者ケインズが1936年の著作『雇用・利子および貨幣の一般理論』で用いた用語です。経済活動に見られる往々にして主観的で非合理的な動機や行動のことであり、事業家の「血気」「野心的意欲」「動物的な衝動」などと訳されます。
過度なアニマルスピリッツはバブルを引き起こす原因にもなりますが、不確実な環境下において新たな事業に挑戦しようとする衝動は、経済を活性化し、社会を前進させるために不可欠な原動力です。
昨今は日本でもスタートアップが注目されるようになり、資金の注入など、様々な支援策を通じたスタートアップ活性化の必要性が叫ばれるようになっています。
しかしながら、より多くのインパクトあるスタートアップを創出するうえで、根源的に必要なものは、自らの手で新たな価値を創り出そうとする意欲であり、衝動です。
私たちはその活動を通じて、日本社会にアニマルスピリッツを醸成する一助になることを目指しています。
会社について
会社名
アニマルスピリッツ合同会社 / Animal Spirits Ltd.
事業内容
スタートアップ投資 / アドバイザリー
設立
2022年8月15日
代表者
朝倉 祐介
運用ファンド
アニマルスピリッツ1号ファンド